tocco's diary

子育て、アトピー、日々の事。+2人目妊娠日記

妊娠11週 妊婦検診とNT、転院について

前々回の妊婦検診でNTを指摘され、目の前が真っ暗。奈落の底に突き落とされた感じで、日々過ごしていたのですが、少し気持ちの整理が出来たので、これまでの出来事をまとめておきます。

 

今回、私は助産院で出産しようと決めていました。決めた理由は、

①長男が出産に立ち会える。

②検診が予約制で、待ち時間がない。

③自宅から、1番近い。

④無農薬野菜のお料理が美味しいと評判。

⑤分娩費用が安い。

などです。

 

転勤でここに引越ししてから、まだ1年。頼れる親戚もいないし、お互いの両親は遠方。パパの仕事中に出産となったら、息子を連れて行かないといけないので、[立ち会えるかどうか]は、絶対条件でした。また、子供連れて長時間の検診待ちも大変...。

そして、上の子の出産の際、助産師さんから「特技は、安産って自慢していいよ!」と言ってもらえたくらい、自分でも安産だと思っていて、医療施設でない助産院での出産に不安もありませんでした。

 

里帰り出産も検討しましたが、実家に私の部屋がなく落ち着かない事、度々息子の環境を変えるのが嫌な事、3歳児と0歳児を連れて飛行機に乗り、半日がかりで自宅に帰る事を想像しただけで、もうぐったり...という事で、逆に親にきてもらうことにしました。

 

息子の通っているスイミングで、マタニティスイミングの妊婦さん達に、色々アドバイスされている先生の助産院で、たまひよなどにもよく載ってらっしゃる有名な先生。ご縁だなぁ〜!と思ってこちらでお願いしたいと決めました。

助産院では医療行為が出来ないので、「血液検査の結果を持って、10週以降に来てください」という事で、初期は分娩施設のないクリニックで診てもらっていました。

 

今回は、前回の血液検査の結果と助産院への紹介状をもらう為に、クリニックを訪れました。

何事もなく、検診を終えるはずでしたが、内診で、

「首に浮腫みがありますね〜。見えますか?」と言われました。

え?何それ?浮腫み?

「2.6ミリありますね。」

私は、浮腫みについて、何の知識もありませんでした。

息子は、パパ似なのですが、今度の子はなんとな〜く私に似ている気がしていて、小さいなぁ〜、可愛いなぁ〜 と思っていた時の、突然の宣告でした。

 

「浮腫みがあるのは、よい事ではないんですか?」と尋ねると、

「そうですね、主にダウン症の可能性が高くなります」と言われました。

ダウン症...?

 

「まぁ、でも、最大値で計って2.6ミリ。3ミリがボーダーラインなので、多分大丈夫でしょう。ただ、少し心配なので、通常だと今の時期の検診は4週に1度ですが、念の為、来週助産院の予約を入れて受診してください。紹介状書きますね。」

と言われました。

質問はありますか?と聞かれましたが、突然の事すぎて何を質問していいかわからず。

何も質問出来ず、そのまま家に帰ってきました。

 

とにかく、来週の検診の予約をしなくちゃと、助産院へ電話。

今日の検診での流れを話し、来週予約を入れたい旨を伝えると、「助産院は医療施設ではないので、安全なお産が出来る方しかお受け出来ません。今のクリニックで大丈夫とわかるまで診てもらってから来てください。」との事。でも、今のクリニックでは、紹介状ももらい来週から行く様に言われ、こちらで診て貰えないなら、私はどうすればいいんでしょうか...と言うと、「それでは、来週お越しください」という事になりました。

 

なんだか、今回、血液検査の前から助産院では出産出来ない様な気がしていて、だからこそ、血液検査前の食事にものすごく気を使ったのですが...。血液検査は問題なしでしたが、予感は当たってしまったようです。

 

今住んでるエリアは、息子を産んだ時とは違い、分娩予約は7週頃とらなければ、うまってしまうようなところで、出産費用も補助+30万円くらいが相場な様で、ものすごく高くてびっくりでした。(ちなみに息子の時は、夜間加算他ついて、シャワー付き個室で+10万かかりませんでした。新しく最新の設備でした。人件費の違いでしょうか...?)

私は既に、11週。今更他の分娩施設も見つからないだろうし、どうすれば...。

そもそも、浮腫みって、何⁉︎もう、パニックです。

 

ネットでNTについて、調べまくる日々が始まりました。

同じく、NTを指摘され、私と同じ様に苦しんでいる方がたくさんいる。同じ状態から、たくさんの赤ちゃんが無事に産まれてくれているという事実に励まされたり。逆に赤ちゃんを産むのを諦める決断をしている方のブログを読んで泣いたり...。

今の段階だと、NT2.6ミリなので、私から障害を持った赤ちゃんが産まれてくる確率は、ネットで調べたところ、1/2000くらいなんです。でも、不安で不安で。

 

悪阻もまだ落ち着かない中、どうすればいいかわからず、何も手につかず。とにかく、1週間後、検診に行かないと。そんな感じの日々でした。自分の気持ちだけど、どう表現していいのか、上手くお伝え出来ないのですが、不安な毎日でした。

 

そんな中、支えになったのは、旦那さんの「産まれて来ようとしている我が子を、ただただ信じて愛してあげよう」と言う言葉、そして、息子の可愛い笑顔です。

 

12週目に続きます。