妊娠12週 助産院へそしてまた転院
突然のNT宣告から1週間、助産院へ行く日が来ました。今日、ここで、赤ちゃんを診て貰えば、何か変わる!と希望を持っての受診。
助産院ではとても暖かく、アットホームに迎えてもらったものの、エコーの結果は...
「何も異常がない様に見えるけど、私達は医師ではないので、診断出来ない」という事でした。
私の胸の不安は消えません。
それは、助産院の先生方もわかってくださっていて、近くにある産婦人科の先生がエコーに詳しいので、異常がないか診てもらいましょう。と提案してくださいました。
実は、その紹介してもらった産婦人科も、分娩施設を探した時に1番に候補に上がった病院でした。ただ、家からだと距離は遠くはないけど、アクセスが徒歩か自転車しかない為、やめたのですが。
その日の夕方診て貰えるもいう事で、またまた、紹介状を書いてもらい、助産院でのお会計を済ませました。
まだまだ妊娠初期なのに、どんどん補助券がなくなっていきます...この調子だと、絶対足りなくなるのは、確実。まぁ、赤ちゃんが無事に産まれてくれたら、それでいいのですが。こんな事なら、初めからその産婦人科にお願いすれば良かったなぁなんて思ってしまいました。
さて、夕方。
息子にお昼を食べさせて、お昼寝、その後スイミングへ連れて行き、なんとか予約時間前に病院に到着。
検診の結果は...予想通りですが、今日は何もわかりませんでした。
NTは前回の2.6ミリから2.9ミリに。
仮に、3ミリだとすると、ダウン症児の可能性は通常の妊婦さんの約3倍。私の年齢だと約1/95人です。
ダウン症やその他の障害があるかどうかを調べるには、クワトロテストや羊水検査が必要。他にNIPTがあるが、この病院では実施していない。そして妊娠12週になっているので、今から予約の取れる病院はまず見つからないと思う。という事でした。
ここ数日の間に、全て、ネットで調べていた事と同じでした。
こちらの産婦人科も3月の分娩予約は全て埋まっていたのですが、お会計で、助産院では出産出来ない可能性があるので、分娩予約は取れますか?と尋ねたところ、即答は出来ませんし、大部屋になってしまう可能性もあるけど、そんなに心配しないでくださいね。ご主人と話あって、どうするか決まりましたら、ご連絡くださいね。と言っていただきました。
夜、旦那さんが帰って来てから、色々話をしました。まだ、障害を持って生まれて来ると決まった訳ではないのですが。普通の人より、私は3倍リスクがあるという事なのです。
もっと早く、若いうちに2人目を産めば良かったとか、後悔しても仕方ないので、未来の事だけ話ました。
障害を持って産まれて来る事は、その子にとって、幸せな事なのか?でも、生きようとしている命は殺せない。検査を受けるべきか...?
話は終わらなまま、息子を寝かしつける時間になり、みんなその日はそのまま寝ました。
私はここ数日ずっとそうだった様に、この日の夜も眠れず、そして、初めて泣きました。
ずっとずっと泣いて泣いて...それで、私の心は決まりました。
私の意見より先に、旦那さんの意見を聞きたかったのだけど、明け方、
障害児を育てる事は、想像より大変で、息子にも負担がかかるだろうし、夫婦関係も上手くいかなくなって、離婚する事になる可能性だってある。産まれて来る子にとっても、それが幸せな選択かはわからない。でも、私は、生きようとしている命を守りたい。
だから、羊水検査をしても、産む事に変わりはないから、検査は受けない。むしろ、赤ちゃんを疑って、検査して異常もなく、それが原因で流産したら、赤ちゃんに申し訳ない。検査にお金を使うより、息子や産まれて来る子の為、私が楽しいとか、幸せだと感じる事にお金を使いたい。
といった内容を旦那さんに伝えました。
旦那さんは、そうしよう。と、私の心を受け入れてくれました。
不安は消えたわけではないけど、心は少し楽になりました。
朝になって、その病院に分娩したい旨を連絡し、仮予約の支払いの為、2週間後に検診予約。したつもりが、カレンダーの見間違いで3週間後。
でも、普通だと4週に1回の時期。ここのところ、検診に行きすぎて心が疲れてしまっていたので、3週間病院に行かなくていいかと思うと、なんだかホッとしてしまいました。すっかり、検診恐怖症です。
この日は土曜日でパパがお休みだったので、お昼は美味しいものを食べに行って、本当に美味しくって、少し元気になりました。
ただ、少し不満というか、疑問というか...不安が残る事。
この日、私は朝9時半頃と同日17時頃に検診を受けました。
朝は、赤ちゃんのサイズは57.1㎜ NT計測なし
夕方は62.5㎜ NT2.9㎜
1日でこんなに大きさが違うものでしょうか?約5㎜の違いですが。0.5㎝と考えると大して違わない気もしますが、どうなのでしょうか。
ちなみに、初めてNTを指摘されたちょうど1週間前は44.7㎜ NT2.6㎜でした。
多少の誤差があるのはわかりますし、計っている機械も人も全員違うし、私は全くの素人なので何とも言えないのですが。
今はまだ、赤ちゃんはものすごく小さい訳で、その中での浮腫みの計測がどのくらい正確なものなのか...どうしても不安が残るんです。
ちなみに、色々調べて参考になったサイトや、データ、数値などリンクをはる事も考えたのですが、そのデータの信憑性もどこまで信用していいのかわからないので、リンクをはるのは控える事にしました。
上記に記載している数値は、私が調べた中で、最も高くなる数値です。
色々調べていくと、多分上記の数値はイギリス人の数値の様でした。フランス人の数値だと、もう少し可能性は低いです。そして、日本人での数値は多分ない...?私が見つけられなかっただけかもしれませんが。なので、上記の数値ですら、どこまで信用出来るかわかりません。
欧米では、NTがある妊婦さんは、無料で羊水検査が受けられて、何か異常が見つかった場合、希望すれば中絶手術も無料。妊婦さん自身の心のケアについてのサポート体制も整っている様でした。
NTについて何の知識もなかった私が受けた衝撃の事を考えると、日本も、もう少し心のケアについてサポート体制が整って欲しいなぁと思わずにはいられません。
今後、同じ事で悩む妊婦さんに、私に出来る事が何かあればしていきたいと思うし、そう思ったので、今のこの状況をブログに残す事にしました。
最後に、お腹の赤ちゃんへ。
本当に愛してるよ♡
安心して、無事に産まれて来てね!
パパもママもお兄ちゃんも待ってるからね(´˘`*)♡