ちゃんと集中できる子の脳は10歳までに決まる を読んだ感想
林 成之さん著者の「ちゃんと集中できる子の脳は10歳までに決まる」を読みました。
普段、本を読み返す事が殆どない私は、育児書は図書館で借りる事の方が多いのですが、こちらの本はパルシステムのカタログで見つけ、一般には販売されていなかった事もあり、このチャンスを逃したらもう読めないかも⁉︎と思って思い切って購入してみました。
結果、購入してとても良かったと思ったので、レビューします。
・著者について
林 成之先生の本は初めて読んだのですが、オリンピックの競泳チームやコーチ、体操の内村選手等、一流のアスリートの方々に脳の観点からのアドバイスもされていらっしゃる様です。
タイムリーに今現在、リオデジャネイロオリンピックが開催されていて、本の中に登場した選手やコーチの名前が出てきたので、「ヘぇ〜!」となってしまいました。
もちろん、メダルを獲得するような一流の選手なので、本人の努力や才能といった部分が大きいというのはわかるのですが、メダル獲得の陰には、林先生等のメンタル面のサポートなど、表には出てこない方々の活躍もあるのだなぁと思いました。
ちなみに、余談ですが...現在つわり中で、いつもよりTV率が高い我が家なので、オリンピック中継を息子と一緒によく観てます。
水泳、柔道、体操、卓球、ラグビー、陸上、レスリング... 息子に「どのスポーツがしたい?」と聞いたら「体操!うちむらせんしゅ」と言って、一生懸命真似してました。まだ、でんぐり返りすら出来ませんが 笑!
5ヶ月から、スイミングやってるし、2歳3ヶ月からラグビーやってるけど、体操なのね〜〜!
・内容について
集中力とは何か?から始まり、脳の回路や本能について書かれていました。
簡単に読みやすい文章で書かれているのですが、それでも私にとっては、理解が難しい部分もあり、珍しく読み終えるまでに数日かかりました。
でも、他の育児書からは得られない視点からの大切な事が書いてあり、頑張って読み終えました。時間がある時に、もう一度読んで、理解を深めたいと思います。
以下、日々の育児に取り入れて行きたいと思った事を箇条書きにします。
◯3歳までは本能を育てる
親が愛情を注ぎ、生きたい・愛されたい気持ちを満たしてあげる
好奇心・探究心を育て気がすむまでやらせてあげる
→来年4月から通う予定の幼稚園が、ここで良かったと、更に確信を持ちました。
◯美しい姿勢
体のバランスと脳は関係があり、姿勢が悪いと脳の情報にズレが生じ、脳が疲れやすくなる。
正しい姿勢は「空間認知能力」と繋がっている。
→TVを観るときは、バランスボールに座ってなど体幹を鍛える意識はしているものの、息子の姿勢やバランスは良いとは言えないので、今後対策を講じて気をつけて行かないといけないと思いました。
◯空間認知能は「文武両脳」の為の欠かせないファクター。
[空間認知能を鍛える遊び方]
積木は四角いものを使うと良い。
囲碁・将棋・オセロで遊ぶ。
丁寧に字を書く。
目を閉じて垂直縄跳び。
キャッチボール。
音の聞き分けゲーム。
ストーリーを聞いて、絵を描く。
正確にスケッチする。
など。
→今後、随時月齢にあわせて取り入れて行こうと思います。
◯親は、ティーチャーではなくプロフェッサーを目指す
目先の我が子ではなく、我が子がどういう子か見抜いて、どうすれば子供が育つかを考える。子育てのプロフェッショナルという意識を持って自らの才能を発揮して社会で活躍し、貢献の心を持って豊な人生を切り開いていける人に育てる。
→なかなか難しいですが、家族が毎日笑顔で居られるように頑張ろうと思いました!